犬の大腸性下痢症の症状と治療法

大腸は、消化器官の最後に位置する臓器で、胃で消化され小腸で栄養素の吸収された食物が運ばれてくる場所です。すでに消化吸収された残り物ではあるものの、わずかに残った水分や栄養素を吸収し尽くし、最終的に残りカスを便として排出する大切な役割を担っています。

排出される便が固形物になっているのは、大腸で水分を吸収されるためで、大腸では便が硬くなりすぎることなく、逆に軟らかくなりすぎることなく、絶妙なバランスで水分を吸収した後に排出しています。この大腸で何らかのトラブルが起きるとそのバランスが大きく崩れ、水分の多い便――すなわち下痢となってしまうのです。

犬の下痢を治すには→ 犬用サプリ 有胞子性乳酸菌を配合、腸に活きて届きます。犬康食・ワン「プレミアム」

犬の大腸性下痢症の原因

大腸性下痢には様々な原因があります。カビやサルモネラ、真菌など、菌が原因になっているケースや、寄生虫によって引き起こされる大腸性下痢もあります。また、胃の病気や腫瘍(良性・悪性)など他の疾病が原因で大腸性下痢が併発することもありますし、近年注目を浴び始めた、「過敏性腸症候群」が原因となっているケースも多々見受けられます。

ストレスなどが原因で発症すると言われる過敏性腸症候群は、ストレス社会に生きる人間だけの症状だと思われるかもしれませんが、実際には犬でも発症するケースが多く、大腸性下痢を起こす犬の1/5ほどは過敏性腸症候群が原因だと推測されてもいます。

目次へ↑

犬の大腸性下痢症の症状

大腸性下痢を起こしている犬の症状も、人間の下痢と同様の症状を示します。下痢状の便はもちろん、酷くなると血便になることもありますし、なかなか便が排出されない「しぶり便」という症状を見せることもあります。

さらに、粘液と一緒に排出される・便の排出頻度が高くなる・嘔吐を伴う――という症状も主な症状として知られています。こうした症状が2週間、3週間と続く場合は、大腸性下痢が慢性化していることから、一般的に「慢性下痢症」と呼ばれることもあります。

目次へ↑

犬の大腸性下痢症の対処方法

犬に大腸性下痢の症状が見られた場合は看過せず、なるべく早めに獣医の診断を仰ぐようにしましょう。愛犬の下痢に慣れている人であれば、丸1日絶食させるなどして様子を見ることもありますが、酷い下痢や嘔吐などを伴うような場合は、早めの受診が原則です。

ただし、絶食させるにしても水分補給は絶対に怠ってはいけません。便が水状になっているということは、大腸で水分が吸収されずにそのまま排出されてしまっていることになるため、体内が水分不足に陥って脱水症状を引き起こしてしまう要因となります。

激しい下痢のときは特に、普通の水ではなく熱中症予防などにも用いられる経口補水液などを与えるのが効果的です。その際には、一度にたくさん飲ませるのではなく、少しずつ与えるのがコツです。ちなみに経口補水液は、犬用のものも売られています。

目次へ↑

犬の下痢を治すには→ 犬用サプリ 有胞子性乳酸菌を配合、腸に活きて届きます。犬康食・ワン「プレミアム」

犬の大腸性下痢症の治療方法

犬の大腸性下痢がどのような原因で引き起こされるのかによって、治療方法も異なります。他の疾病等が原因で大腸性下痢が引き起こされているのであれば、その原因となっている疾病の治療を行わなければ大腸性下痢の改善は見込めませんので、そちらから優先的に治療を進めていくことになります。

例えば、腫瘍が原因であれば切除手術等、アレルギーが原因の場合はアレルゲンを特定しつつ同時に食餌療法を行うなど、まずは大腸性下痢の根本原因を取り除くことから始まります。

ストレスが原因となっている過敏性腸症候群の場合は、ストレスとなっている飼育環境や飼育方法などがこれまでと変わらなければ、いくら治療をしても再発は免れません。過敏性腸症候群だと診断された場合にはこれまでの飼育方法のあり方を見直したり、飼育環境の改善を行う必要があります。

よければ、『犬がストレスで下痢になった時にはどうする?』をご覧ください。

目次へ↑

 

おすすめします。→ 犬用サプリ 有胞子性乳酸菌を配合、腸に活きて届きます。犬康食・ワン「プレミアム」