犬が下痢をしたときに、ビオフェルミンを使ってもよいか?

犬が急に下痢をしてしまった!しかも、元気もない。
しかし、病院に連れていく時間がない、動物病院が休診の日だった、又は時間外だった、このようなケースに遭遇したことはありませんか?
こんな時、手持ちの人用の下痢止めをとりあえず飲ませてもよいのでしょうか?
飲ませてもよいとしたらどのようなものならばよいのでしょうか?

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人間用と犬用の下痢止めの違い

人間用の下痢止めを少しだから大丈夫だろうと思い飲ませては絶対にいけません。
しかし、動物病院で扱う薬の2割が動物薬、8割は人薬(人間用の薬)です。そういった理由から、人間用の下痢止めを飲ませてしまっても大丈夫だと思う飼い主さんが少なくないのです。 
人の体重と犬の体重を比較して砕いて1/10くらいかなというのも危険です。
量の問題ではなく、含まれている成分が問題になります。

人間用の市販薬

数種類の薬が含まれていて、その薬を飲めば効能に書かれている症状に対して幅広く効くようにできています。
数種類の中に犬が何らかの中毒を起こすかもしれない成分が含まれているかもしれません。

動物病院から処方される人薬

動物病院で処方する薬は犬に対して安全性が確認できているものを犬の体重にあわせ、さらに組み合わせて処方します。
例外として、人用の薬で飼い主さまの判断で飲ませても良いのは乳酸菌製剤ぐらいです。

下痢止めの種類

下痢を止めには様々な種類があります、それは下痢を起こす原因別に違います。下痢の時に用いるお薬はたくさんありますが代表的な5つの薬について紹介したいと思います。

乳酸菌製剤

腸の中には数百種類の菌がいます。元気に生活するためには腸内環境がバランスよく保てるかどうかがカギになります。体に良い影響を与える菌の代表が乳酸菌です。乳酸菌にもさまざまな種類がいます。胃酸に弱い乳酸菌は腸に届く前に死滅してしまいますので、どの乳酸菌を使うかは非常に大切になります。

よろしければ、『犬の腸内環境を良くするには?』もご覧下さい。

腸内を殺菌する薬

細菌が異常に増えているときには抗生剤などで増えすぎた菌を減らす必要があります。
抗生剤は様々な犬に効くので、まず初めに処方される事が1番多い薬です。

腸の収縮運動を抑える薬

ストレスから起こる下痢の場合には腸の収縮運動が早くなっている場合があります。動きが早いと消化吸収や水分の再吸収がされないまま排泄されてしまいます。このような場合には収縮運動をおさえる薬を使います。

収れん性止瀉薬(しゅうれんせいししゃやく)

この薬の中に入っている収斂成分には腸の粘膜に付着して腸の壁を保護したり、損傷した粘膜を修復したりすることで炎症を治める事が出来る薬です。

鎮痛、鎮痙成分

犬が酷く弱っていたり、痛がったりしている場合に処方される薬です。痛みが出ている場合は胃腸が異常な収縮をしている可能性があります。この薬は自律神経の中の副交感神経の働きを抑える事で異常な腸の収縮を改善していきます。 

人の薬で犬に飲ませてもよいもの-ビオフェルミンは?

薬には良い作用だけでなく副作用も必ずあります。下痢止めも例外ではありません。
どんな病気でもそうですか専門的な知識のある医師が考えたうえで薬は処方しています。基本的に人用の下痢止めで飲ませてよいものはありません。
しかし乳酸菌製剤であれば、人用のものを用いても大きな問題は起こりません。

犬に使える人間用の下痢止め、乳酸菌とは?

下痢の時に乳酸菌を飲ませたけれど効かなかったという話を聞くことがあります。そもそも、乳酸菌は激しい下痢には効果てきめんというわけにはいかない薬です。日常的に下痢と良便を繰り返したり、おなかを壊しやすかったりする場合にお腹の調子を整えるために飲む薬です。
つまり、非常に優しい薬、弱めの薬なのです。しかし、乳酸菌の全て効果が少ない訳ではありません。
では、乳酸菌の種類をいくつか紹介していきますね。

ビオフェルミン

おそらく、1番有名な乳酸菌だと思います。家に常備されている方も多いと思います。
ビオフェルミンには錠剤・粉末があります。錠剤に含まれている乳酸菌は腸内環境を良くする「ビフィズス菌」、粉末に含まれているのは免疫力を上げる力がある「フェカリス菌」です。
ビオフェルミンは軽い下痢の時に飲ませるとよくなることがありますので、まず試してみてもよいと思います。
犬が飲んだからと言って大きな害もありません。

ビオフェルミンには「S」と「R」

よく薬局などで売られているビオフェルミンSは、元々風邪気味などで抗生剤を飲んでいる犬の場合は抗生物質の方が強いので乳酸菌が死んでしまいますのであまり意味がありません。
抗生物質を飲んでいない犬でしたら試してみる価値はあるでしょう。
Rは病院で処方されるものですので、市販では手に入りませんのでお気を付けください。

乳糖不耐性の犬の場合、気を付けてほしい乳酸菌

乳糖不耐性とは牛乳などチーズの乳製品を食べた場合にお腹がゴロゴロしていたり、おならがたくさん出たりしている症状の事を指します。
これは乳製品に含まれる乳酸が原因となっています。
なので乳酸が入っている薬はさらに下痢を酷くしてしまいす。ラックビーRとエンテロノンRなどには脱脂粉乳が入っているので与えないで下さい。人間でも乳製品に対してアレルギーのある患者についてはこの薬は処方しないことになっています。犬でも乳製品にアレルギーがある場合は気を付けたほうがよいかもしれません。

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まとめ

軽度の下痢だと、人間の感覚だと動物病院に行くまでなのか悩みますよね。
電話で相談しても大抵「様子を少し見て下さい」または「診てみないとなんとも言えないので、とりあえず連れてきてください。」と言われてしまいます。

そんな時に下痢止めがあればいいのにと思うことがありますよね。人の下痢止めを使いたくなりますよね。
下痢は軽い物から重い物、様々な種類があります。そんな時に今回話した事を、是非参考にしてください。

本当に軽度で犬も元気でしたら、人間用を使って様子を見ても大丈夫です。
また予め、犬のアレルギー検査もしておくと良いでしょう。動物病院だと採血でどんなアレルギーがあるのか調べる事が出来ます。犬の薬だけでもなく急なアナフィラキシーショックを防げますし、何より健康維持にも繋がります。

犬は大事な家族の一員です。そんな犬が長生きする為にも便のチェックは欠かさずしてあげてください。

 

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